言葉は何もないところから価値を生み出す。
世の中のものすべてが言葉でできている。
毎日、言葉を生み出すこと。
それは錬金術と同じではないか。
セミナーでは、人々が言葉を求めてお金を払う。
本でも、人々が言葉を求めてお金を払う。
何もないところから、自分の思考だけで価値が生み出される。
こんな魔法があっていいのか。
それも、誰もがその能力を持っている。
皆んなに読まれる小説を書けば、お金を稼げる。
役立つ情報を言葉にすれば、お金が稼げる。
誰でも、紙とペンがあればそのチャンスがある。
他には何もいらない。
工場でものを使って売るには、材料と機械が必要になる。
言葉は材料がいらない。
自分のうちからとめどなく溢れてくる、無限に溢れてくる思考を書き留めるだけでいい。
無限のエネルギーが供給される永久機関を持っているようなものだ。
思考はどこから来るのか。
「これを考えよう」と思って何かを考えている訳ではない。
どこかから湧いて来ているとしか言いようがない。
何もないところに言葉で価値を生み出し、それを書き留めることで貯蓄する。
何も持っていない人の人生を開くのは言葉である。
言葉しかない。
(余談)
わたしは手書きのメモをブログに写している。
手書きをすると考える前に言葉が出てくる。
キーボードで打つと、一度頭で何を書くか考える工程が生まれる。
打ち間違えたりすると、考えていたことが飛んでしまう。
手書きの方が素早く書ける上に、下線を引いたら、囲んだりするのもすぐにできる。
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