『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』
僕の中で考え方が根本的に変わった本です。
個人的に響いたポイントをまとめました。
シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント [ エリック・ジョーゲンソン ] 価格:1870円 |
個人的ポイント① 時間の切り売りをしていてもお前はリッチになれない
次の文章を読んでみてください。
カネでもなく、地位でもなく、富を求めよ。富とは、君が寝ている間も稼いでくれる資産だ。
時間を切り売りしていてはリッチになれない。経済的自由を得るにはエクイティ ―事業の一部―を所有せよ
エクイティを所有しない限り、君がリッチになれる可能性はほぼない
時間を切り売りしているようでは、たとえ弁護士や医者であっても経済的自由が得られるほどには稼げない。休暇中も君の代わりに事業がたたき出してくれる、不労所得は得られない。
そう、自分で事業を所有しない限り、リッチにはなれないんです。おいおい、まじかと。
世のサラリーマンはみんな毎日必死こいてウザイ上司に耐えながら働いて、時には健康や家族との時間さえも犠牲にしているわけじゃないですか。
でもリッチにはなれないんですよ。医者になろうと、弁護士になろうと、リッチにはなれないんです。
なぜなら、時間を切り売りしてどれだけ働いても、自分には所有権が生まれないからです。
どれだけ出世して給料をもらっても、焼け石に水なんだと。穴のあいたバケツに水を入れ続けているのと同じなんです。でっかい水道管を所有しないといけないんですよ。
深夜残業して、ふらっふらになりながら立ち上げたプロジェクトは、給料と引き換えに会社の所有物になります。
でも自分の手元には「お給料だけ」しか残っていないんです。お給料は自分が寝ている間に稼いできてくれないんです。一緒に布団で寝てしまってるんですよ。
「残業代がいっぱい出た」とか喜んでいる場合じゃあねえ… いままでの自分がもうめちゃくちゃ怖いですよ。
はい、この本を読んでまずよかったのは、誰もが夢見るような自由な世界は、自分で事業やコンテンツを所有しない限り100%たどり着けないという「事実」を知ることができたことです。
個人的ポイント② 100%のめりこめないことをやるな
今すでに得意でないなら、夢中でないのなら、君に向いていないのかもしれない
君がそれに100%のめりこんでいなければ、100%のめりこんいる誰かに負ける。しかも、僅差で負けるのではなく、大差で負けてしまう。
大差で負けます。
僅差では許されません。大差です。トリプルスコアで負けます。ボッコボコにされます。
この本の後に読んだあらゆる自己啓発本でも同じようなことを言っていますが、基本的に人間の得意不得意には雲泥の差があるということです。
嫌々やっていることで、誰かに勝てるほど甘くはないということですね。
やりたくないことやつまらないことも、耐えて耐えてやっていればいつか報われ、、
ない! 大差で負けます。勝負にならないんです。
逆にいうと、自分にも誰かに大差で勝てる分野が絶対あります。それは、既に自分が夢中になってやっていることにあるかもしれない…
そんなことが見つかったらめちゃくちゃ人生楽しいだろうなと。
私が言いたいのはこういうことだ。君のやっていることの中で無駄にならない1%が見つかったら ―君が残りの人生を傾けられる対象、君にとって意味のある対象が見つかったら― ほかのことは忘れて、それに全身全霊を傾けよう
「だりいな」と思いながらやっていることに見切りをつけて、自分が100%のめりこめることを探すことに労力を割いた方が良さげだなと、思わせてくれました。
そろそろ寝ます。興味ある方は読んでみて下さい。
紹介した部分はごく一部(なんなら序盤)ですが、他にも人生に役立つ教訓が山盛りなので何かしら得るものはあると思います。
おやすみになる方は、おやすみなさい
シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント [ エリック・ジョーゲンソン ] 価格:1870円 |
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