・抽象化=本質を抜き出すこと
→抽象化するということは、複雑な事象の本質を抜き出すこと。言葉にすると複雑な現象が単純化される。数学や物理の方程式は現実の複雑な動きを抽象化したものといえる。
→「ファクト→抽象化→転用」のフレームワークを使うこと
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例)
ファクト:
運動量が多い原始民族と都会に住む人々の消費カロリーに差はない。原始民族は運動以外の生命維持に使うカロリーが縮小しているからである。
総カロリー消費量が同じでも、運動によるカロリー消費が多い原始民族の方が、過剰なストレス反応や過剰な性ホルモン分泌によるガンなどの害を避けることができている。
抽象化:
カロリー消費量が一定値を超えないようになっているが、その内訳は異なる。
カロリーが何に使われるかによって、健康に生きられるかが決まる。
転用:
一日が24時間であることは変わらないが、使い方は人によって変わる。
勉強など前向きなことに使う時間が多い人の方が、充実感を感じられる。
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→逆に、デッサンなどの視覚的なアウトプットは、複雑な事象を複雑なまま書き写す行為といえる。
・面白いと思ったことはメモする
→抽象化によって具体的な事象を他に転用可能な知識にする。
→何に転用するのか?
→これを考えるために自己分析が必要。自分の人生を何に使うのかがわかっていないとメモを取る意味がない。
・自分の感情が動いた出来事を抽象化すると自分を理解できる
→そこから取るべき具体的な行動を導き出すこと
(参考になった本)
メモの魔力 The Magic of Memo (NewsPicks Book) [ 前田裕二 ] 価格:1540円 |
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